木を見て森を見ず

あっという間にクリスマスイブ、そして年末に突入しますね。コロナ禍で、世の中も楽しい雰囲気になりにくい感じがしますが、出来る範囲でこの時期を楽しむことは必要かな、と感じます。不安、恐怖、心配という気持ちは一番コロナが好きそう?な気がします。(あくまでも私の感覚です汗)

逆に嬉しさ、楽しみ、喜び、愛の気持ちにはコロナは寄り付かないと色々な情報を見たりして思います。これは感覚的な事なので、そんなの医学的観点からみたら違う!とか、いろいろなご意見はあると思いますが。以前にアメブロでも書きましたが、第一波の時にニューヨークで感染者が増えましたが、富裕層は都心部を早々に脱出して、郊外の別荘などで過ごしていたと聞きました。感染者やクラスターが起きたのは、スラム街や貧困の地域だったのもそんな印象を持ちます。

何が正しいか、何が間違っているのかコロナに関しては特にすべてに置いて今はまだ分かりませんが、ペストなどの書籍が売れたり、昔スペイン風邪が流行った時の教訓などを活かすことが良いのではという意見もあります。人は未知のものや未知の事に対しては、恐怖を抱いたり、不安を抱えますがその正体や本質を知ることでその気持ちを軽減する事は出来るのかな、と思います。

自分の体験から学んだ事ですが、非常時や緊急時に人と同じ行動をしないで、あえて反対の行動をすると起こった事が違う観点で見られるという事があります。具体的にお話すると、特急列車に乗ろうと待っていましたが、車両の故障?か何かトラブルがあり、発車時刻が大幅に遅れて、列車に乗れないという事がありました。その時、周りの皆さんはとりあえず、列車の入り口に並んでいました。私はあえて並ばず、椅子に座って状況を見守っていました。

そうすると、これから乗車できますとアナウンスがありました。人々は一箇所に何故か殺到していましたが、座っている私からはひとつの入り口が全然とてもすいているのが見えました。なので、サッとそちらに向かって無事に座ることが出来たのです。トラブル時もゆっくり座って待っていたし、発車する時もすぐに座れました。その事にフォーカスしすぎると、全体が見えなくなります。全体を見ることが出来ると起こった事の解決方法や改善方法が見えることもあります。

全部がそのことで解決するという事ではありませんが、全体をみる、違った方向からみるという事が時には大事になるのでは無いかと感じるのです。